青茶

42017 鳳凰単叢 [潮州] 東方紅 単株 155年 1280m

¥3,050(税込)
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青茶=烏龍茶を大きく分類しますと、1.台湾系2.福建省北部系3.福建省南部系4.広東省系の4系統に分けられます。鳳凰単叢烏龍はその中の広東省系を代表する銘茶。 個人的には最も完成度と芸術性が高いお茶だと感じています。名前にある「単叢」とは「一本の樹」という意味ですが、現在鳳凰単叢を名乗るお茶のほとんどは茶園で複数の茶樹から摘まれた茶葉をもとに作られており名前が一人歩きしている状態です。それに対してこちらのお茶は、特定の一本の茶樹から収穫した茶葉から製茶された本来の意味での「鳳凰単叢」であり、その他多くの鳳凰単叢と区別するために「単株」と呼ばれています。単株は高い標高と恵まれた土壌や日照条件のもとで育まれた一本の老茶樹から作られる事が多く、高密度かつ非常に繊細で奥行きのある味わいと極めて長い余韻が特徴といえますが、茶樹毎に異なる個性とそのテロワールを楽しめる側面も持っています。こちらの茶品種「東方紅」は、鳳凰山付近で宋王朝時代から伝わる4つの宋種系名品種の中のひとつ。クチナシを思わせる気品ある香りと爽快感を伴う清らかな甘さで現地でも人気の高い品種です。1958年、毛沢東に試飲のために出されたことで「東方紅1号」と名付けられました。同じ鳳凰単叢の人気品種である蜜蘭香とは対照的に最初から内側は覗かせてくれません。しかし、飲み続けるにつれ表に出てくる香りと徐々に明らかになる本質を追いかけていくうちにいつしか時間を忘れて夢中になっているかもしれません。そんな東方紅の中の東方紅、単株です。

茶名:鳳凰単叢蜜蘭香 単株 155年 1280m
産地:広東省潮州市潮安区烏崠村
茶樹品種:東方紅

お茶の入れ方に決まりはありません。ご自分に合った方法を見つけてください。
※入れ方の目安は、茶量4g 湯量150ml 湯温100度 浸出時間1分 です。